今回の「日テレビュー」も、前回に引き続き「マジカル頭脳パワー特集」第2弾として、「マジカル頭脳パワー!!」で行われた主なクイズのうち、VTRを使用するクイズについて紹介したいと思います。
「あるなしクイズ」
⇒「○○はあるが、○○はない」というヒントが何パターンか出され、「ある」方に共通する事項(言葉によるものもあれば、性質によるものもある)を答えるクイズ(まれに、「ない」方に大きな意味がある場合がある)。
また途中から初級編・中級編・上級編・超上級編とレベル別に出題されるようにもなりました。スペシャル時は、「ズームイン!!朝」「巨人の星」「ルパン三世」等といった日テレの番組とのコラボレーションをも行っていました。
「マジカルスキャナ」→「マジカルアナライザー」
⇒ある物体をさまざまな機械を使って分析し、分析結果から物体を当てるクイズ。分析機械は、書き問題時代はCTスキャナ・ファイバースコープ・サーモグラフィーの3つでしたが、早押し形式になってからは顕微鏡カメラと3Dデジタイザーが加わり、さらにクイズ名が「マジカルアナライザー」に変わると、オシロスコープ(音声)と物体の重量(3Dデジタイザー内で表示)もヒントに加わりました。
板東英二さん曰く、所ジョージさんはこの「マジカルスキャナ」や「マジカルアナライザー」は他のクイズに比べると苦手のようですが、正解が「エキスパンダー」の問題で顕微鏡カメラの映像のみで正解したことがあるそうです。
「シャッフルクイズ」
⇒最初に表示される文字を並べ替え、他の言葉を作るクイズ。後にこれを2つ作る「ダブルシャッフル」も登場しました。
(例題) 「戸と浮く趣味」→(カタカナに変換)「ト」「ト」「ウ」「ク」「シ」「ュ」「ミ」(正解:シュウトミトク[周富徳])
テーマは人名が多く、後に登場したダブルシャッフルクイズも「人名とそれ以外(食べ物・身につけるもの・地名など)」というパターンが多かったです。2001年の復活スペシャルでは「シャッフルシャウト」として、後に紹介する「マジカルシャウト」の形で出題されました。
現在このシャッフルクイズは、テレビ朝日系の「アタック25」や、魚住さんも先日出演したフジテレビ系の「ペケポン」でも行われています。
「逆から早撃ちクイズ」
⇒問題文がはじめは建物で隠されており、末尾から怪獣が建物を壊していって徐々に姿を現し、それを推理して問題の答えを答える早押しクイズ。
またタイトルが「早撃ち」ということに因んで、このクイズのときだけ早押しボタンを押したときの音が「ピンポン」ではなく、銃声音になっていました。
「早押し回転ワードクイズ」→「穴埋めワードクイズ」→「マジカルズーム穴埋めワード」
⇒回転するパネルに書かれたひらがなを番号順に読んだとき、どんな文章になるかを当てるクイズ。
最初は16枚で番号もばらばらでしたが、後に12枚に減り番号も整頓されました。同時にたまにしか回転しないパネルが登場しました。
1993年7月4日放送よりタイトルが「穴うめワードクイズ」になり、1993年12月4日放送より「マジカルズーム 穴うめワード」というクイズに発展しました。これは当初パネルの背景にヒントとなる映像が流れていましたが、後にパネルの回転が無くなり、パネルと映像が分離し、12枚のうち3、4枚ほどを隠して「?」にし、頭脳指数が低くなるごとに正解の文章の映像にズームインしていく方式になりました。
このクイズには最初にちょっとした掛け合いがあってからVTRがスタートする傾向があり、板東さんが正解に近い「引っ掛けワード」を言い、マジカルオペレーターの永井美奈子さんが「惑わされないで下さいね」と言ってからスタートすることが多かったです。引っ掛けワードは、初めは問題文章に近い意味合いでしたが、回転しないボードが出るようになると放送時期に合ったものになりました。
「マジカルフレーズ 2つの意味」→「マジカル3コマフレーズ」
⇒2場面でのシチュエーションを見て、両方の場面で使われた、全く同じだが場面ごとに異なる意味を持った共通のフレーズを当てるクイズ。平仮名での文字数のみが明示され、両者の言った全く同じフレーズを当てるというものです。
(例題)
場面1:大人のやり方に不満を抱く子供が一言
場面2:オルゴールをおねだりする子供が一言
正解:「“おとなったらかって”」(「大人ったら勝手」と「音鳴ったら買って」)
「マジカルコインいち文字クイズ」→「マジカルぺイントいち文字クイズ」
⇒画面に現れたコインに書かれている物体の頭文字とコインの配置で、コインが表す物体を当てるクイズ。
「マジカルぺイントいち文字クイズ」になってからは、コインではなく色と形状で表すようになりました。
「(新・)立体文字クイズ」
⇒画面に巨大な立体の文字が現れてカメラが下、左、上、右と4方向から捉え、この文字が何という文字かを当てるクイズ。
後に新・立体文字クイズにバージョンアップし、常に回転して上下左右どこから見ているのかわからなくなっており、さらに回るスピードも最初は速かったため難易度が上がりました。
答えは大半が漢字でしたが、あくまで「文字」の問題であるため、稀にフェイントでひらがなやカタカナ、算用数字、アルファベット(大文字)が出題されたことがもありました。
「ピラミッドヒントクイズ」
⇒ピラミッド状に用意されたヒントから、ヒントが指し示すものを当てるクイズ。ヒントは最下部に3個ずつ、合計9個用意されており、まず最下部のヒントが指し示すものを3つ導き出し、導き出された3つのものから導き出されるものが答えとなります。
「早押し!エラーを探せ」
⇒同時に流れる2つの映像の間で異なる箇所(エラー)が複数あり、それを見つけだして早押しで答える「間違い探し」クイズ。映像は当初は左右対称(片方は鏡に映したものであるという設定)、中期からは上下になり、2001年復活SPは再び左右対称に戻りました。エラーの数は、初期は「解答者の数-1」でしたが、後に「新エラーを探せ!」と改名されてからは、5個に固定されました。
見つけ出すのが難しいものほど高得点となります。一時期、明らかに違うものが1つあり配点は1点などというものもありましたが、途中から最低でも100点台になり、最高点は300点に固定されました。そして、スペシャルの時は最高得点が400点、500点というものが普通でした。1度正解した解答者(またはチーム)は解答権が失われるため、低得点である簡単なエラーを答えると損をしてしまい、また全てのエラーが発見されるまでクイズが続けられました。
基本的には一番難しいエラーを最後に答え、そのエラーが最高得点であることが多いです。しかし時たま、残り1つのエラーを答える前に、おそらく一番難しいであろうエラーを答えてしまい、普通くらいのレベルのものが最高得点となったときもありました。(レギュラー放送で最高得点が300点のとき、その一番難しいであろうエラーの得点は280点前後でした)
あと、最初の頃は4回目くらいから映像がスローモーションになるというシステムでしたが、番組中期くらいから、2回目からスローがかかるようになりました。また、6回目(後に4回目)あたりから、映像が逆戻りしたり、エラーのある場所がクローズアップされて赤丸で示されるなどの演出が行われるようになりました。
「大マジカル」で初登場したのですが、その際は正解しても解答権は失われませんでした(間違うと-50点、一回休み)。
トップ頭脳賞ひいてはマジカルミステリーツアーを賭けた最終関門で、全クイズ・ゲームの中で最も長期間に渡って行われました。
「早押し!エラーを探せ」以外は、問題が進むにつれて頭脳指数(得点)が下がっていき、正解した時点での頭脳指数が獲得できます。
初期の頃は誰か1人が正解すれば終了ということが多かったですが、後にパネラー(解答者)は出題中ヘッドホンをし、早押しボタンを押して解答するときのみ外して答えるシステムになり、他に分かった人の答えを聴くことができず、VTRで正解が発表されるまでクイズが続くようになりました。また、パネラーが解答するときも口元に「ナイショ」と書いたテロップが表示され、答えている間は効果音が流れるため、他のパネラーだけでなく視聴者も、最後の解答者が答えるまで、正解を知ることができないようになりました。
以上、「マジカル頭脳パワー特集」第2弾として、番組で行われたVTRを使用するクイズ(にうち、代表的なもの)について紹介致しました。
次回は約2週間後になりますが、「マジカル頭脳パワー!!」のVTRを使用しないクイズ・ゲームについて紹介したいと思います。こちらは皆様も一度は、仲間や同僚・クラスメート等と行ったことがあろうものが多く、興味深いものばかりだと思いますよ。

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